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最近読んだ本

ソード・ワールドRPGリプレイ集xS 3 猫の手お気楽娘、幻惑? 戦闘システムをごちゃごちゃいじったと思ったらメジャーバージョンを上げるとか、最近のSWはバタバタしすぎな気がするなぁ。まあ、僕にとっては既に完全に読み物なので別にいいんだけど。

2007年小説

『神は沈黙せず』 読んだのがもう1年も前なので内容はほとんど覚えていないが、面白かった。Web上のあとがき(?)を見なければもっと良かった。 『非Aの世界』 酷い文章に我慢すれば、物語は大変素晴らしい。 『遠回りする雛』 これで1年分のイベントはかな…

ツァラトゥストラへの階段 (土橋真二郎)

シリーズは変わってもゲーム物。今回のがシリーズ物なのかは知らないけど。 前半のゲームは面白かったけど、後半のゲームはイマイチ。カード自体を見せずにポーカーのシーンを延々と描写しているようなもので、ルールも状況も良くわからない。プログラマとし…

夏への扉 (ロバート・A・ハインライン)

SFの古典。流石に長く残っているだけあって面白かった。後半の物語の加速具合が素晴らしい。 けど、これは20世紀のうちに読んでおくべきだったかなぁ……。

遠回りする雛 (米澤穂信)

古典部シリーズの短編集。ミステリなので内容には触れず。

2週間で小説を書く! (清水良典)

どれだけ「小説家志望」の人の役に立つかはわからないが、ほとんどが「描写」に関する話題なのは共感できる。 最後の課題が「何事も起こらない普通の日」というのが気に入った。

プレステ3はなぜ失敗したのか? (多根清史)

ぶっちゃけ今のところ「PS3」にはなんの興味もないが (応援する気も叩く気もない)、たぶんこれ読むタイミングとしては今がギリギリかなぁと思ったので。

生物と無生物のあいだ (福岡伸一)

文章が面白い学者、というのは貴重だと思う。

最近読んだ本

一度も植民地になったことがない日本 「ヨーロッパ人から見た日本」の話は面白かった (というか、そっちのほうがこの本の主題のような気がする)。 が、ちょっと気になる部分もある。 「日本は運がいい。いや、運がいいのではなく頭がよかったのだろうな。だ…

天元突破グレンラガン1

うーむ……。これ、小説じゃなくてシナリオだよなぁ。「ロボットアニメにおける演出」のお約束がある程度わかっている人向け。……まあ、アニメ版観てない人が手を出すとも思えないし、別にいいのか。 僕はアニメ雑誌や資料本は読んでないので、アニメでは聞き取…

最近読んだ本

しばらくの間、新書や続刊物の2巻以降についてはあまり書かないようにしていたのだけど (わざわざ時間をかけて文章書くほどの感想がないため)、これだと何をいつ頃読んだかさっぱりわからないので、ちょっとメモ程度にでも書くようにしようと思う。 世界平…

輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6) (ハヤカワ文庫SF)

半月ぐらいかかってようやく読了。 序盤はプロっぽくない主人公達に辟易しながら読んでいたのだが、終盤の展開が素晴らしかった。輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6) (ハヤカワ文庫SF)作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,James Tiptree Jr.…

今日の早川さん

桑田乃梨子的と言うか、あずまきよひこ的と言うか、「ずっと続いて欲しい世界」がここにはある。 素晴らしい。本読みの人はぜひ読もう。 作者のCOCO氏のページも要チェック。http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/ 今日の早川さん作者: coco出版社/メーカー: …

闇が落ちる前に、もう一度 (角川文庫)

SFホラー短編集。バリエーション豊かでバランスの取れた一冊。闇が落ちる前に、もう一度 (角川文庫)作者: 山本弘出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2007/08/24メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 32回この商品を含むブログ (36件) を見る

うさぎの映画館 (電撃文庫)

明晰夢をよく見る女の子の話。キャラもプロットもかなり素直な感じで、特に言うことはない。うさぎの映画館 (電撃文庫)作者: 殿先菜生,田上俊介出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/05メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (40件) …

海をみあげて (電撃文庫)

鯨が空を飛ぶ町で起こるちょっとした出来事……が3編。全体的に明るく前向きな話で読みやすいと思う。第2話に関わる設定はちと無理がある気がする。 キャラ配置が似ているせいか、「耳をすませば」と印象がかぶる。 電撃hpで短編が発表されてるらしいけど…

マルティプレックス―彼女とぼくのコミイッタ日々 (電撃文庫)

いわゆる「バーチャルリアリティのゲームだと思っていたその世界は、本当にただの仮想現実なのか?」というお話。だと思う。特徴的なのが「ゲーム内の記憶は現実に持ってくることが可能だが、ゲーム内では現実の記憶を失っている」という点。 巻数表記はない…

非(ナル)Aの世界 (創元SF文庫)

以前から読みたかったのだが、売ってなかったり他に読むものがあったりしてなかなか機会がなかったもの。ようやく読めた。 ストーリーはとても面白い……のに、この読みにくさは何だ。古い作品だから文章が古いのはしょうがないにしても、日本語として酷すぎる…

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

もしもこの本をまだ読んでいなくて、これから読もうと思っているのなら、いかなる書評も感想も見ずに読むことをおすすめします。構えて読むと損をするタイプの小説だと、僕は思う(この警告ですら余計なほどに)。ミミズクと夜の王 (電撃文庫)作者: 紅玉いづき…

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)

タイトル通りの話。金賞納得の出来。いわゆる「ライトノベル」に抵抗がなければ間違いなく楽しめると思う。 でも、まだあまり活躍してないキャラが結構いるんだよなぁ。まあそのへんも電撃の金賞ぽいっつーか。世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)作者: …

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

現在と2年前が別の人物の一人称で交互に描かれる、カットバック形式のミステリ。ぶっちゃけ題名買いだったんだけど、面白かった。 読み終わってから気づいたけど、これ映画化されるんだね。この話の「ミステリとしての面白さ」がそのまま映画で再現できると…

扉の外 (電撃文庫)

なんだか、評価がまっぷたつらしい。まあ、そうだろうなぁ。「すべての伏線はすべからく回収すべし」という考えの人は読まないほうがよいと思う。また、登場人物がどいつもこいつも「むかつくガキ」なので、まっとうな社会人にはちょっとつらいかもしれない…

訴えてやる!大賞―本当にあった仰天裁判73 (ハヤカワ文庫NF)

アメリカにおけるおかしな裁判を取り上げ、「裁判の乱用」の問題を訴える本。面白かった。でも、翻訳の問題なのか、もともとの文章の問題なのかわからないが、ちょっと読みにくかった。訴えてやる!大賞―本当にあった仰天裁判73 (ハヤカワ文庫NF)作者: ランデ…

ふたりのシンデレラ (光文社文庫)

今日(月曜)から読み始めれば「世界樹の迷宮」始める頃にちょうど読み終わるぜー……と思ったら、1日で読み終わってしまった。ふたりのシンデレラ (光文社文庫)作者: 鯨統一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回…

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-495.html にてオススメされていた漫画。コンビニで夜食を買って食べるだけで1話とか。面白い。孤独のグルメ (扶桑社文庫)作者: 久住昌之,谷口ジロー出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2000/02/01メディア: 文庫…

ミステリアス学園 (光文社文庫)

面白かった。今ではSWリプレイですら3日ぐらいかかる僕が、1日で読み終えてしまった。なんか最近、個人的に当たりが続いてるなぁ。ミステリアス学園 (光文社文庫)作者: 鯨統一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/04/12メディア: 文庫 クリック: 2回こ…

神は沈黙せず

これも帰省用に購入。結構分量があるので読み終わるまでには結構かかると思ってたけど、あまりの面白さに3日で読みきってしまった。ネタそのものは結構ありがちなのだが、そのネタに説得力を持たせるための構成、ホントとウソの混ぜ合わせ方がめちゃくちゃ…

新・世界の七不思議 (創元推理文庫)

コミケ&帰省用の暇つぶしに購入。面白かった。ただ、ちょっと全体的なクオリティが一定していない気はする。個人的には、「アトランティス」「ストーンヘンジ」「ナスカの地上絵」あたりが好み。新・世界の七不思議 (創元推理文庫)作者: 鯨統一郎出版社/メ…

2006年小説

『レンズマンシリーズ』『クドリャフカの順番―「十文字」事件』『原子力潜水艦とマンボウを交換した(http://www.geocities.jp/genshi_manbou/)』 振り返ってみると、小説読んでないなぁ。ほとんど電車でしか読まないから、漫画買った日は進まないし……。 (コ…

本格推理委員会 (角川文庫)

ネタバレになるので書けないが、こういうやり口はあまり好きではない。話は面白かったし、本格っぽい雰囲気は出ていたと思う。本格推理委員会 (角川文庫)作者: 日向まさみち,壱河きづく出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/12/22メディア: 文庫購入: 1人 …