アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

現在と2年前が別の人物の一人称で交互に描かれる、カットバック形式のミステリ。ぶっちゃけ題名買いだったんだけど、面白かった。
読み終わってから気づいたけど、これ映画化されるんだね。この話の「ミステリとしての面白さ」がそのまま映画で再現できるとは思えないけど、物語自体は綺麗にまとまっているので、力の入れどころさえ間違えなければ面白い映画になりそうな気がする。というわけでちょっと気になってるんだけど、東京では一ヶ所でしかやらんのか……。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)