サマーウォーズ

休日出勤のついでに観てきた。最近は劇場で映画観るのも体力・時間的に厳しくなってきたが、これは観に行けて良かった。笑って泣いて燃えてのとても充実した2時間だった。
それにしても、パンフでのウォーゲームのスルーっぷりはどういうことなんだ? 書籍の解説やインタビューではそのへんの対比や、同じような話を今やる意味とかもちゃんと語られてるのかしら?
まあ、既に公開から時間も経っていてそれなりに語り尽くされてると思うので、軽く雑感のみ。ウォーゲームとの比較みたいになっちゃいそうだけど。

ストーリー

OZで起こる事件やそれが現実に及ぼす影響等はまんま「ぼくらのウォーゲーム」。「家族の繋がり」みたいなテーマが明確になったぶん、より一般向けにはなったと思う。
犬の鳴き声から始まる朝のあのシーンはちょっとズルい。

バトル、アクション

あんなにたくさん入れる必要があったのかなぁ。

キャラクター

キャラの配置は、徹頭徹尾「子供達の戦い」であるウォーゲームと随分違う。
カズマは僕も途中まで女の子だと思ってた。どういう意図があったのか分からんけど、この子だけ声優が異性なんだね。

声優

所々で細かい違和感はあったけど、どの人もハマってたと思う。
永井さんがちょっと目立ちすぎる気はした。磯野家とか神ファミリーとか、家族物(?)のイメージが強いせいか?

音楽

正直印象に残ってない。どうも大音量で色々鳴ってるのが苦手らしい。
どこかでかっこいい曲が鳴ってた気はするので、そのうちDVDかスカパーで確認しよう。

演出

演出自体はいいんだけど、ちょっと間延びした印象があった。後半の流れ、あそこまでウォーゲームのままなのはどうなのかなぁ。
2時間あるからこその演出もあって、そこは良かったと思う。作戦会議を兼ねた食事のシーンとか。批判もあるっぽいけど、僕はあそこが一番感動した気がする。