センス・オブ・プログラミング!(前橋和弥)

この本の対象読者に「小さなプログラムなら、いくつか書いて、ちゃんと動くところまで行ったけれど、大きなプログラムを書く方法がわからない、あるいは実際に大きなプログラムを書こうとして壁にぶつかってしまった人」というのがあって、僕はまさにそれに該当するのだけど、この本で述べられていることは既に実行していることばかりだったので、残念ながらそれほど(新しく)得るものはなかった。まあ、やり方がそれほど見当はずれではないことは確認できたので、あとは設計力と、ある程度の大きさのコードを書き上げる体力の問題か……。
本自体は、必要なことが上手くまとめられた良書だと思います。入門書を読み終えたあたりの人にはお勧めできるかと。