仮面ライダーカブト 03

んー……パイロット終わったらこんなもんか。今回は遊園地を飛び回ってのアクションのほうに力と予算をつぎ込んだんだろうけど(そしてそれ自体は面白かったけど)、クロックアップ中の演出は作品の根幹部分なのでもう少し頑張ってほしいなぁ(特に、ジェットコースターのベルトが普通に動いてたのはどうかと)。
あー、そういえばクロックアップって単なる加速じゃなくて、時間のコントロールだったんだね。ガラスが普通に割れたり車が揺れたりしてたのは、たぶん本人だけじゃなくて周囲の(あるいは接触した)ものも同じ時間の流れに入るからなんだろう。人が止まったままで、かつそのまま動かせるのはよくわからんが。
ストーリー面では、小ネタや個々のシーンは面白かったんだけど、それら思いついたシーン(警察に悠然と押し入る天道とか、2人のウメコとそれを見て驚くカイザ村上とか、得意げに銃を構える加賀美の後ろでワームが正体を現すとか)をすべて成立させるために、かえって大本の設定に無理が生じてる感じがどうも……。向こうが偽物のウメコ(本物のワーム)だったら、わざわざ捕まらずに警官殺してそっちに成りすませばいいわけで……。今回加賀美が言ってた、成り代わる相手を選ぶ基準とかに関係してくるのかな?